効能・効果,用法・用量など
先発品との比較

2024年2月26日_改訂369版

はじめに

◆この一覧表の比較対象品は,自社品と同一剤型の製品のみであり,その他の剤型との比較は行っておりません。
◆この一覧表で比較している項目は,効能・効果,用法・用量のみです。その他使用上の注意などは各製品の添付文書をご参照下さい。
製品・含量等により,適応及び用法の用語,文面などが多少異なる場合があります。詳細は各製品の添付文書をご参照下さい。
赤字は,先発品と異なる効能・効果,用法・用量
青字は,公知申請に係る事前評価が終了した適応外薬の保険適用
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
アシクロビル内服ゼリー800mg「日医工」
(アシクロビル・800mg/1包)
帯状疱疹
<ゾビラックス錠400>
(グラクソ・スミスクライン)
[成人]
単純疱疹
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
・帯状疱疹
[小児]
単純疱疹
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
・帯状疱疹
性器ヘルペスの再発抑制
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
アリピプラゾールOD錠3mg・6mg・12mg・24mg「日医工」
(アリピプラゾール・3mg,6mg,12mg,24mg/1T)
○統合失調症
〇双極性障害における躁症状の改善
エビリファイOD錠3mg・6mg・12mg・24mg
(大塚製薬)
●統合失調症
●双極性障害における躁症状の改善
●うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)
(*3mg・6mg・12mgの適応)

●小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性
(*3mg・6mg・12mgの適応)
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
アリピプラゾール錠3mg・6mg・12mg「日医工」
(アリピプラゾール・3mg,6mg,12mg/1T)
○統合失調症
〇双極性障害における躁症状の改善
エビリファイ錠1mg・3mg・6mg・12mg
(大塚製薬)
●統合失調症
●双極性障害における躁症状の改善
●うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)
●小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
インフリキシマブBS点滴静注用100mg「日医工」
(インフリキシマブ(遺伝子組換え)[インフリキシマブ後続2]・100mg/1V)
【効能・効果】
既存治療で効果不十分な下記疾患
関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎
尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
強直性脊椎炎
次のいずれかの状態を示すクローン病の治療及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)
中等度から重度の活動期にある患者
外瘻を有する患者
中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)
レミケード点滴静注用100
(田辺三菱)
【効能・効果】
既存治療で効果不十分な下記疾患
関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎
尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
強直性脊椎炎
腸管型ベーチェット病、神経型ベーチェット病、血管型ベーチェット病
川崎病の急性期
次のいずれかの状態を示すクローン病の治療及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)
中等度から重度の活動期にある患者
外瘻を有する患者
中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
エダラボン点滴静注液30mg「日医工」
(エダラボン・30mg20mL/1A)
脳梗塞急性期に伴う神経症候,日常生活動作障害,機能障害の改善
ラジカット注30mg
(田辺三菱)
1.脳梗塞急性期に伴う神経症候,日常生活動作障害,機能障害の改善
2.筋萎縮性側索硬化症(ALS)における機能障害の進行抑制
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能又は効果 商品名(会社名) 効能又は効果
カルボプラチン注射液50mg・150mg・450mg「日医工」
(カルボプラチン・50mg,150mg,450mg/1V)
○頭頸部癌,肺小細胞癌,睾丸腫瘍,卵巣癌,子宮頸癌,悪性リンパ腫,非小細胞肺癌,乳癌
○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系 胚細胞腫瘍,再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)
パラプラチン注射液50mg・150mg・450mg
(クリニジェン)
○頭頸部癌,肺小細胞癌,睾丸腫瘍,卵巣癌,子宮頸癌,悪性リンパ腫,非小細胞肺癌,乳癌 ,子宮体癌
○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系 胚細胞腫瘍,再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)

公知申請に係る事前評価が終了した適応外薬の保険適用
※保険適用日:2004年2月5日
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
ジアゼパム注射液10mg「NIG」
(ジアゼパム・10mgL/1管)
神経症における不安・緊張・抑うつ
下記疾患及び状態における不安・興奮・抑うつの軽減
麻酔前,麻酔導入時,麻酔中,術後,アルコール依存症の禁断(離脱)症状,分娩時
下記状態における痙攣の抑制
てんかん様重積状態,有機リン中毒,カーバメート中毒
セルシン注射液10mg
(武田テバ=武田)
神経症における不安・緊張・抑うつ
下記疾患及び状態における不安・興奮・抑うつの軽減
麻酔前,麻酔導入時,麻酔中,術後,アルコール依存症の禁断(離脱)症状,分娩時
てんかん様重積状態におけるけいれんの抑制
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 用法及び用量 商品名(会社名) 用法及び用量
タクロリムス錠0.5mg・1mg・5mg「日医工」
(タクロリムス・0.5mg,1mg,5mg/1T)
〈腎移植の場合〉
通常、移植2日前よりタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。術後初期にはタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与し、以後、徐々に減量する。維持量は1回0.06mg/kg、1日2回経口投与を標準とするが、症状に応じて適宜増減する。
<プログラフカプセル0.5mg・1mg・5mg>
(アステラス)
〈腎移植の場合〉
通常、初期にはタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与し、以後、徐々に減量する。維持量は1回0.06mg/kg、1日2回経口投与を標準とするが、症状に応じて適宜増減する。
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能又は効果 商品名(会社名) 効能又は効果
パロノセトロン静注0.75mg/2mL「日医工」
(パロノセトロン・0.75mg/2mL/1V)

【効能又は効果】
抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)(遅発期を含む)
【用法及び用量】
通常、成人にはパロノセトロンとして0.75mgを1日1回静注又は点滴静注する。
アロキシ静注0.75mg
(大鵬薬品)
【効能又は効果】
抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)(遅発期を含む)
【用法及び用量】
通常、パロノセトロンとして0.75mgを1日1回静注又は点滴静注する。
ただし、18歳以下の患者には、通常、パロノセトロンとして20μg/kgを1日1回静注又は点滴静注することとし、投与量の上限は1.5mgとする。
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
ヒアルロン酸ナトリウム関節注25mg「日医工」
(精製ヒアルロン酸ナトリウム・25mg/1アンプル)
【用法・用量】
変形性膝関節症,肩関節周囲炎
通常,成人1回1アンプルを1週間ごとに連続5回膝関節腔内又は肩関節(肩関節腔,肩峰下滑液包又は上腕二頭筋長頭腱腱鞘)内に投与する が,症状により投与回数を適宜増減する。
関節リウマチにおける膝関節痛
通常,成人1回2.5mLを1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。
<スベニールディスポ関節注25mg>
(中外)
【用法・用量】
変形性膝関節症
通常、成人1回2.5mLを1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。その後、症状の維持を目的とする場合は、2〜4週間隔で投与する。
肩関節周囲炎
通常、成人1 回2.5mLを1 週間毎に連続5回肩関節(肩関節腔、肩峰下滑液包又は上腕二頭筋長頭腱腱鞘)内に投与する。
関節リウマチにおける膝関節痛
通常、成人1 回2.5mLを1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
ヒアルロン酸ナトリウム関節注25mgシリンジ「NIG」
(精製ヒアルロン酸ナトリウム・25mg/1シリンジ)
【用法・用量】
変形性膝関節症,肩関節周囲炎
通常,成人1回1シリンジを1週間ごとに連続5回膝関節腔内又は肩関節(肩関節腔,肩峰下滑液包又は上腕二頭筋長頭腱腱鞘)内に投与する が,症状により投与回数を適宜増減する。
関節リウマチにおける膝関節痛
通常,成人1回2.5mLを1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。
スベニールディスポ関節注25mg
(中外)
【用法・用量】
変形性膝関節症
通常、成人1回2.5mLを1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。その後、症状の維持を目的とする場合は、2〜4週間隔で投与する。
肩関節周囲炎
通常、成人1 回2.5mLを1 週間毎に連続5回肩関節(肩関節腔、肩峰下滑液包又は上腕二頭筋長頭腱腱鞘)内に投与する。
関節リウマチにおける膝関節痛
通常、成人1 回2.5mLを1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
ファモチジン静注液10mg・20mg「日医工」
(ファモチジン・10mg,20mg/1A)
【用法・用量】
<上部消化管出血(消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎による),Zollinger-Ellison症候群, 侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術,集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷) による上部消化管出血の抑制>
通常,成人にはファモチジンとして1回20mgを1日2回(12時間毎)緩徐に静脈内投与する。 又は輸液に混合して点滴静注する。なお,年齢・症状により適宜増減する。 上部消化管出血及びZollinger-Ellison症候群では,一般的に1週間以内に効果の発現をみるが,内服可能となった後は経口投与に切りかえる。
侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術,集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制では, 術後集中管理又は集中治療を必要とする期間(手術侵襲ストレスは3日間程度,その他の侵襲ストレスは7日間程度)の投与とする。
<麻酔前投薬>
通常,成人にはファモチジンとして1回20mgを麻酔導入1時間前に緩徐に静脈内投与する。
<ガスター注射液10mg・20mg>
(LTLファーマ)
【用法・用量】
<上部消化管出血(消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎による),Zollinger-Ellison症候群, 侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術,集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷) による上部消化管出血の抑制>
通常,成人にはファモチジンとして1回20mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し, 1日2回(12時間毎)緩徐に静脈内投与する。又は輸液に混合して点滴静注する。 又は,ファモチジンとして1回20mgを1日2回(12時間毎)筋肉内投与する。 なお,年齢・症状により適宜増減する。 上部消化管出血及びZollinger-Ellison症候群では,一般的に1週間以内に効果の発現をみるが,内服可能となった後は経口投与に切りかえる。
侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術,集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制では, 術後集中管理又は集中治療を必要とする期間(手術侵襲ストレスは3日間程度,その他の侵襲ストレスは7日間程度)の投与とする。
<麻酔前投薬>
通常,成人にはファモチジンとして1回20mgを麻酔導入1時間前に筋肉内投与する。 又は,日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し,麻酔導入1時間前に緩徐に静脈内投与する。
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
ブロナンセリン錠2mg・4mg・8m「日医工」
(ブロナンセリン・2mg,4mg,8mg/1T)
【用法・用量】
通常、成人にはブロナンセリンとして1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量する。 維持量として1日8〜16mgを2回に分けて食後経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は24mgを超えないこと。
ロナセン錠2mg・4mg・8mg
(住友ファーマ)
【用法・用量】
通常、成人にはブロナンセリンとして1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、 徐々に増量する。維持量として1日8〜16mgを2回に分けて食後経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は24mgを超えないこと。
通常、小児にはブロナンセリンとして1回2mg、1日2回食後経口投与より開始し、 徐々に増量する。維持量として1日8〜16mgを2回に分けて食後経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は16mgを超えないこと。
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能又は効果 商品名(会社名) 効能・効果
ベバシズマブBS点滴静注100mg・400mg「日医工」
(ベバシズマブ(遺伝子組換え)[ベバシズマブ後続3]・100mg,400mg/1V)
○ 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
○ 扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
○ 手術不能又は再発乳癌
アバスチン点滴静注用100mg/4mL・400mg/16mL
(中外)
○ 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
○ 扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
○ 手術不能又は再発乳癌
○ 悪性神経膠腫
○ 卵巣癌
○ 進行又は再発の子宮頸癌
○ 切除不能な肝細胞癌
自社品 標準品
商品名(成分・含量) 効能・効果 商品名(会社名) 効能・効果
レベチラセタムドライシロップ50%「日医工」 【用法・用量】
成人:〜〜〜省略〜〜〜
小児:通常、4歳以上の小児にはレベチラセタムとして1日20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。 なお、症状により1日60mg/kg(ドライシロップとして120mg/kg)を超えない範囲で適宜増減するが、 増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)以下ずつ行うこと。 ただし、体重50kg以上の小児では、成人と同じ用法・用量を用いること。
イーケプラドライシロップ50%
(ユーシービー)
【用法及び用量】
〈部分発作(二次性全般化発作を含む)〉
成人:〜〜〜省略〜〜〜
小児(生後6ヵ月以上):通常、生後6ヵ月以上の小児にはレベチラセタムとして1日20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。 なお、症状により1日60mg/kg(ドライシロップとして120mg/kg)を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)以下ずつ行うこと。 ただし、体重50kg以上の小児では、成人と同じ用法・用量を用いること。
小児(生後1ヵ月以上6ヵ月未満):通常、生後1ヵ月以上6ヵ月未満の小児にはレベチラセタムとして1日14mg/kg(ドライシロップとして28mg/kg)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。 なお、症状により1日42mg/kg(ドライシロップとして84mg/kg)を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として14mg/kg(ドライシロップとして28mg/kg)以下ずつ行うこと。
〈強直間代発作〉
〜〜〜省略〜〜〜