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大切な人の日常を、確かな品質で守りたい。

生産物流本部 富山工場 QC部
試験検査二グループ 原料・標準品試験一チーム
※所属部署・グループは取材当時のもの
I さん 
出身都道府県/岐阜県
卒業学部・学科/大学院卒 自然科学研究科
入社年/2022年4月
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入社の理由は、家族への想い

子供の頃、家族が日常的に薬を服用しており、「もっと早くに、もっとよく効く薬があれば」と感じることがありました。そんな経験から医薬品に興味を持ち、大学では生物学を専攻。体の中で起きていることが化学反応であり、化学物質でそれを制御できることを知り、ものづくりが幼い頃から好きなことも相まって、ますます医薬品の開発・製造に携わりたいという気持ちが強くなっていきました。
自分が関わる製品が何十万錠、何百万錠という形になり、多くの患者様とそのご家族の当たり前の時間を支える一助となってほしい。そのためジェネリック業界の中でも存在感のあった日医工に入社を決めました。地元の岐阜にも工場があったことも理由の一つです。
― 大切な人の当たり前の日常を守りたい ―
今もその想いは変わらず、家族に接するような気持ちで、日々丁寧な仕事を心がけています。

品質を見極める“最終確認者”として

富山工場のQC部で、入荷する原薬・添加剤の受け入れ試験、試験に用いる標準品の確認、ならびに関連書類の作成を担当しています。試験実施に必要な計画書・記録様式の整備、原薬の製法変更に伴う評価や手続き、新規・移管品目の立ち上げ支援までが守備範囲です。
職場内は見通しの悪い場所での衝突を回避できるような工夫や、試験室内で危険な場所が一目で伝わるようなヒヤリハット対策がなされています。試験器具に割れ、汚れ、傷はないかを定期的に確認するなど、整理整頓された試験室のもとで、手順書に基づき、一つひとつの試験を確実に実施しています。評価結果は関係部署と共有し、製造や変更管理の判断材料に。患者さんに届く前の品質を見極める“最終確認者”としての自覚を持ち、基礎データの積み上げと記録の正確さを大切にしています。日々の着実な積み重ねが、医薬品への信頼を生むのだと思っています。

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新人時代の不安や緊張感が、今の土台に

入社当初に任された仕事は、入荷原薬の理化学試験でした。見慣れない機器や操作に最初は戸惑いもありましたが、不安を言語化し、先輩に一つずつ確認しながら、手順書の意味や測定原理まで理解を深めました。試験結果に“合格”が出れば、原薬は製造工程へ回ります。高価な機器を扱い、製造の起点を担う重責を前に、一つ一つの作業を丁寧に。右も左も分からなかった頃の緊張感が、今の基礎になっています。
当時は、一回一回の操作ごとに“これで正しいか”を何度も見直し、数値や色調の変化に過敏なほど注意を払いました。GOが出れば現場が動く、その前工程を預かる者として、不安も大きかったですが、上司やOJT担当の先輩に手厚くサポートを受けながら、慣れていくことができました。

挑戦の先にある、確かな達成感。

難易度の高い試験をミスなく完了できたとき、新規や原薬変更案件が発売・変更完了まで進んだときの達成感は格別。また、家族や友人が日医工の製品を使用していると知った時、自分の仕事が周りを含めた患者さんへ届いていると実感します。
近年は「14歳の挑戦」や「インターンシップ」の対応を担当し、単に試験を体験してもらうだけでなく、折角ならよりリアルに品質管理の仕事を体験してほしいと思い、エラー対応を考えるグループワークを企画立案しました。限られた準備期間でも先輩と率直に意見交換をしながら試行錯誤。イベント後には参加者から「楽しかった!」と好評を得ました。周囲と協力し試行錯誤することでより達成感も感じます。
疑問があればすぐに相談でき、何かあれば自分ごとのように考えてくれる。そんな仲間に感謝しつつ、分析装置に関する講習会や、大学で開催された製剤工学や医薬製剤産業に関する講義(次世代スーパーエンジニア養成コース)、化学の自主学習など、自己成長のための学びを日々積み上げ続けています。今の部署では、原料試験の知識を得ながら働いていますが、将来的には製剤試験や、品質保証など幅広い知識を身に着け、技術者としてさらに成長していきたいと思っています。

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A PRIVATE DAY
プライベートな一日

オフは“つくる”を楽しむ時間。手ぬぐいの鯉のぼり柄や紅花染めなど、染色体験に熱中しています。化学の知識が思わぬ形で役立ち、奥深さにますます惹かれます。
幼少期からのジブリ好きで、推しはオオトリサマ。念願のジブリパークにも足を運び、作品世界に浸りました。
座右の銘は「現状維持は衰退」。
変化を恐れず学び続けることを、仕事にも私生活にも共通のテーマにしています。