エタネルセプト

医療関係業者向けサイト

薬効薬理臨床薬理試験(免疫原性試験)

臨床薬理試験(免疫原性試験)

1. 国内第Ⅰ相試験における抗薬物抗体陽性率及び中和抗体陽性率

健康成人男性58例を対象とした国内第Ⅰ相試験では,本剤(エタネルセプトBS皮下注25mgシリンジ0.5mL「日医工」)及び先行バイオ医薬品注1)(皮下注25mgシリンジ0.5mL)投与後,両製剤ともに抗薬物抗体の産生は認められなかった。

2. 国際共同第Ⅲ相試験における抗薬物抗体陽性率及び中和抗体陽性率(外国人を含むデータ)

RA患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験における,本剤(エタネルセプトBS皮下注50mgシリンジ0.5mL「日医工」)又は先行バイオ医薬品注注2)(皮下注50mgシリンジ1.0mL)を投与した患者の抗薬物抗体陽性率及び中和抗体陽性率は,以下に示す通りであった。

各測定時点における抗薬物抗体陽性率及び中和抗体陽性率

各測定時点における抗薬物抗体陽性率及び中和抗体陽性率
  • 注1)先行バイオ医薬品:エンブレル®(国内で承認されたエタネルセプト(遺伝子組換え)製剤)
  • 注2)先行バイオ医薬品:Enbrel®(欧州で承認されたエタネルセプト(遺伝子組換え)製剤)
  • 注3)ステージCの「先行バイオ医薬品注2)→本剤群」は,投与24週まで先行バイオ医薬品注2)が投与され,それ以降は本剤を投与された群,「本剤→先行バイオ医薬品注2)群」は投与24週まで本剤が投与され,それ以降は先行バイオ医薬品注2)を投与された群である。
  • 注4)最初の投与後,1度でも陽性となった患者を陽性として集計した。

-