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薬の副作用について

2018.12.10

監修昭和大学薬学部 客員教授 倉田 なおみ先生

副作用とは

副作用とは期待した薬の効果(主作用)以外の望ましくない作用のことをいいます。必ず起きるものではなく、個人差があり、症状も軽いものから重いものまであります。主に以下の3つのパターンがあります。

1. 期待した薬の効果が強く出すぎる

年齢・性別・体質・体調等により、薬の作用が強く現れる場合があります。
例えば血圧を下げる薬の場合、効果が強く出すぎると、血圧が下がりすぎてふらつくという副作用が起こることがあります。

2. 期待した薬の効果以外の作用が現れる

薬の成分は血液の流れに乗って全身を巡るため、目的と違う部位で別の作用が現れる場合があります。例えば花粉症の治療薬の場合、鼻水は止まったが、眠くなるという副作用が起こることがあります。

3. 薬の成分に対してアレルギー反応が現れる

体内に入った薬の成分に対しアレルギー反応(薬物アレルギー)を示す場合があります。
症状はさまざまで、薬疹(薬を内服したり注射したりすることにより皮膚に生ずる赤いぶつぶつのこと)、発熱、ショック、肝臓や腎臓の障害、貧血や血小板の減少などがあります。

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