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薬の正しい使い方や、役立つ話題をおとどけ

ポリファーマシー

2018.12.25

監修昭和大学薬学部 客員教授 倉田 なおみ先生

ポリファーマシーについて気を付けることはありますか

ポリファーマシーは、複数の病気や症状についてそれぞれ別の複数医療機関を受診する中で生まれてしまうこともあります。そのため、以下のことに注意しましょう。

1. 使っている薬があれば医師や薬剤師に必ず伝えましょう

病気ごとに異なる医療機関を受診している場合は、同じ効果の薬が重複する・薬同士の相互作用が疑われる・処方される理由が明確でない薬が含まれているなど、不適正な処方が含まれることがありますので、医師や薬剤師に使っている薬を(サプリメントなどの市販薬も含めて)正確に伝えましょう。

2. お薬手帳を複数持っている方はお近くの薬局に持って行って1冊にまとめてもらいましょう

医療機関を受診する際や薬局に行く際にはお薬手帳を携帯しましょう。お薬手帳は、医師や薬剤師に自分の病気と薬をすべて把握してもらうために1冊にまとめましょう。

さらに詳しくお薬手帳はどのように使えばよいのでしょうか」のページへ

3. 自己判断で薬の服用を中断しないようにしましょう

処方された期間は薬をきちんと服用することが大切です。薬が多いからといって自己判断で薬の服用を調節することは症状の悪化を引き起こすことがありますので、絶対にやめましょう。

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