唾液が出にくい状態や
ドライマウスになると
どんなことが
おこるでしょうか
味覚への影響
まず、味を感じにくくなります。食事の味は、食べ物を咀嚼(そしゃく)することによって食べ物から溶け出す味物質が唾液に溶けて、味蕾(みらい)と呼ばれる味センサーに届けられることで感じます。唾液が出ないと味物質が味蕾に届きにくくなります。
飲み込みへの影響
唾液は食べ物を噛んで飲み込みやすい形にするために重要です。特に、水分の少ない食品は細かく粉砕することができても、そのままでは飲みにくいものです。唾液と混ぜ合わせ、飲み込みやすいかたまり=食塊(しょっかい)にすることが必要となります。
咀嚼と消化への影響
唾液には、消化作用を持った酵素(アミラーゼ)が含まれています。特にでんぷんなどを分解するのに役立っています。唾液は咀嚼による物理的な消化と、アミラーゼによる化学的な消化の作用を持っていることから、唾液が出にくくなると、このどちらも困難になります。
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