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DYSPHAGIA Q&A摂食嚥下障害Q&A

監修:浜松市リハビリテーション病院 
病院長 藤島一郎

参考

診療報酬関連

令和4年度診療報酬改定(2022年度)
「摂食嚥下機能回復体制加算」改定のポイント

令和4年度診療報酬改定(2022年度)において、中心静脈栄養や鼻腔栄養等を実施している患者さんの経口摂取回復に係る効果的な取組を更に推進する観点から、摂食嚥下支援加算について、要件及び評価が見直され、名称も「摂食嚥下機能回復体制加算」に変更されました。

令和4年度診療報酬改定 Ⅲ-➂ アウトカムに着目した評価の推進-①

出典)令和4年度診療報酬改定の概要 入院Ⅳ(働き方改革の推進、横断的個別事項)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000920427.pdf

【改定のPOINT】

① 「摂食嚥下機能回復体制加算」に名称変更、加算の評価が3段階に再構成
② 加算の3段階評価に合わせ、施設基準、算定要件を見直し
➂ 療養病棟入院基本料にも関連

ポイント①
名称が変更され、加算の評価が3段階構成になりました。

ポイント②
施設基準となる「摂食嚥下支援チーム」の設置において、チームの構成職種が緩和されました。

※1:摂食・嚥下障害看護認定看護師、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
※2:歯科医師が摂食嚥下支援チームに参加している場合には、歯科衛生士が必要に応じて参加していること
※3:摂食嚥下支援チームの構成員以外の職種については、必要に応じて参加することが望ましい

ポイント➂
加算3では「療養病棟入院基本料のうち、療養病棟入院料1又は入院料2を算定している病床」が加算の対象となります。
下記の「療養病棟入院料の見直し」に関係しますのでご留意ください。

令和4年度診療報酬改定 Ⅰ-3 医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価-㉑

出典)令和4年度診療報酬改定の概要 入院Ⅱ(回復期・慢性期入院医療)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000915590.pdf

令和3年度介護報酬改定(2021年度)からみえる
慢性期医療の方向性

解説動画

慢性期医療における摂食嚥下障害への対応と
地域連携の重要性について

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