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DYSPHAGIA Q&A摂食嚥下障害Q&A

監修:浜松市リハビリテーション病院 
病院長 藤島一郎

ケア・対処・訓練法

のどのアイスマッサージとは?

凍らした綿棒で口蓋弓(こうがいきゅう)や舌根部(ぜっこんぶ)を押したり軽くなでたりして、嚥下反射を誘発させることを目的としたものです。

準備するもの

アイスマッサージ棒(割り箸にカット綿を巻いたもの、市販の綿棒も利用できます)

アイスマッサージ棒の作り方

1. カット綿(7×7cmくらいのもの)を割り箸(半分程度に切ったもの)に巻きつける。

2. 水を含ませ、軽くしぼって凍らせる(一度にまとめて作っておくと良いでしょう)

方法

凍った綿棒に少量の水をつけて、軟口蓋や舌根部を軽く2、3回刺激した後、すぐに空嚥下をさせる。嚥下反射は、綿棒による機械的(物理的)刺激、水の化学的刺激、氷による温度刺激の相乗作用で誘発されやすくなります。摂食訓練の前や、食間に空嚥下の練習をするときに併用します。空嚥下と併用すると効果的です。

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